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パッシブハウス認定の施工事例やパッシブハウス設計の考えを基にした施工事例です

 
パッシブハウス設計の考えを基にした事例が、ゆっくり着実に増えています。いつか超省エネの家が立ち並ぶ景色が見えるはず

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志木パッシブハウス / パッシブハウス認定

新築

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埼玉県南西部に在る志木パッシブハウス は、軒の出が深く階高や軒高を低く抑えた佇まいのパッシブハウス認定建物です。より深い軒と取得日射量を同時に求めた点は、エコハウスとして少し遠回りなアプローチだったかもしれません。しかし、本来ゲインできる日射熱量と軒を深くすることでロスする日射熱量を詳細なシミュレーションで導きだし「軒を出したいし日射熱量も確保したい」というある意味において相反する要求をギリギリノのせめぎあいの中で、最良の折り合い点を検討できたことはパッシブハウス設計の真骨頂です。
 
意匠では、本邸の施主が建築家の伊礼智さんの大ファンであり、伊礼さんの建築を書籍や図面集によって研究したり、実際に伊礼さんが設計した建物を見るなどしながら、独学でそのスタイルを吸収し設計に落としこみました。本邸に伊礼さんに訪れていただいた時 の感動は今でも忘れません。

南面は、より積極的な日射取得を狙い大開口の窓を設け、取得した熱の損失を抑えるためスマートウィンを使いました。日射遮蔽機構は、木製造作ガラリを配置し、この建物に似合った木製の防犯雨戸としての役目も果たします。最も日射取得量が期待できる吹抜け2階の大開口窓は、天空の青い空と雲を切り出して見せてくれます。時に月、時には雪が映える格別な窓となりました。

第一種熱交換換気装置とアメニティーエアコンをダクトでリンケージさせたダクト式換気の全館空調と循環型レンジフードの設備構成です。日常運用の中で換気・気密・起因するロストエネルギー対策に注意を払いました。

延床面積

91.05㎡

外部仕上

屋根/ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き、軒裏/ピーラー、外壁/そとん壁、サッシ/スマートウィン(佐藤の窓)、日射遮蔽/木製造作ガラリ、玄関ドア/ガデリウス

断熱材・気密材

基礎/パフォームt100付加断熱底盤下含む・返し及び内部立上りt90ネオマ、屋根/ネオマt90充填・ネオマt100付加、壁/高性能GWt105充填・ネオマt90付加、主な気密材/制振テープ 及び気密テープ・気密基礎パッキン

内部仕上

床/t15檜 、天壁/薩摩中霧島壁とピーラー、建具/木製造作建具

住宅設備

Ⅱ型既成キッチン、室内循環型レンジフード、ハーフバスで杉赤身板張り、ダクデット第一種熱交換換気と2.5Kwアメニティーエアコンをリンケージした全館空調、IHキッキングヒーター

エネルギーコントロール

太陽光発電、IA制御蓄電池

その他の事例

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